書名: 読書する人だけがたどり着ける場所
著者: 齋藤 孝
一言要約
本書は、自分一人の経験の限界を超え、読書を通じて人生を深く生きるための「教養と認識力」の鍛え方を説いた一冊。
スマホの浅い情報消費に物足りなさを感じ、本質的な思考力を身につけたい人におすすめです。
心に刺さった気づき3選
- 読書は自分一人の限界を超える「体験」である
「自分一人の体験には限界がありますが、読書で疑似体験をすることもできます。……本を通じて他人の人生を追体験することはできます。別の時代を生きた人、他の国を生きた人の人生も、臨場感を持って知ることができるのです。」
本を開けば自分とは全く違う人生や時代をリアルに追体験できます。この「自分にない体験」を脳に刻み込めることこそが、読書が持つ最大の魅力です。
- 思考を深めるカギは「自分に引きつける」と「感情をのせる」
「文章を読んで「そういう意味か、なるほど」と言って終わらせるのではなく、「これは自分の場合の何にあたるだろう?」「自分だったらどうだろう?」と考えるのです。……思考力を深めるには「感情をのせて読む」ことが重要です。」
著者の心と一緒になって「すごい!」と感動し、自分の経験と結びつけることで初めて本物の知恵になります。頭と心の両方を動かすことが、深い読書には不可欠です。
- 「著者の目」を借りて、多角的な視点という財産を得る
「読書は自分と異なる視点を手に入れるのに役立ちます。意識したいのは「著者の目」になることです。自分と違う見方だなぁと思っても、いったんは著者の目になったつもりで本を読む。……そうすることを繰り返すと、視点が重層的で多角的になります。」
自分とは異なる著者の視点を一度受け入れて世界を見ることで、物事を多角的に捉える力が養われます。これが、仕事や人生における深い認識力へとつながります。
明日から試すこと(アクションプラン)
- 読書中に心が動いた瞬間、メモや顔文字マークをページに書き留める
はっとした理由や自分の体験とのつながりをその場でつなぎとめ、後から思考を深掘りする手がかりを残します。
- 本を読み終えたら、もう一人の自分に向けて「書評やメモ」をテキスト化する
得た知識を文章に書き起こし客観視することで、理解が足りない部分に気づき、知識を自分の血肉へと定着させます。
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